「家づくり5つの落とし穴」 最終回2009/4/10
今日は、「家づくり5つの落とし穴」の最終回です。
最初言いましたが、最後にもう一度繰り返します。
「予算は限られているけれど、できるだけ、良い家を建てたい。」
そして、せっかく建てるんだから、
「絶対に失敗したくない」
これは、誰もが心から願っていることですよね。
今振り返ってみると、住宅業界の裏側を暴露し過ぎた面もあります。
(実際、どこぞのメーカーさんからお叱りコメントを、こっそりいただきました。)
これまでの経験から、みなさんと業者が、どうすれば信頼関係を持って、
スムーズに住まいづくりをしていくことが出来るのか?
それを考えながら書いてきました。
文章はヘタですし、あなたにはうさん臭いと感じるところがあったかも知れませ
ん。
一般の住宅雑誌や建築関連の本は、本屋さんで売っています。
それらは、業界の表側と言えるでしょう。
それに比べ、この情報は業界の裏側です。
こんなことまで書かなくても、なんですが、
お客さまに安心してもらって、良い工事をすれば喜んでもらえる。
それで、業者も安定してお客さまから工事を依頼されると思うんです。
100人いれば、100様のスタイルがあります。
いろんな住まいづくりがあります。
見積りも、それが妥当な価格かどうか、建築業者でなかなかわかりません。
でも、あきらめないで下さい!
正しい判断材料を持つ事が、住まいづくりを成功させる近道なんです。
良心的な業者なら、工事の品質や耐久性はもとより、価格も安心して任せられる
はずです。
つまり、住まいづくりは、業者選びで決まるということです。
今回の「家づくり5つの落とし穴」は、
みなさんと業者が、生涯付き合えることを祈って書きました。
素晴らしい住まいづくりができることを、心から願っています。
「家づくり5つの落とし穴」 その42009/1/05
みなさん、こんにちは。
あっ!という間にお正月が過ぎて、今日から仕事始めの高波です。2キロ肥えました>^_^<
今回は「見積もりをたくさん取る」の問題をお話しします。
住宅本や住宅雑誌には、
「見積りは複数取れ」
「見積りは最低3社から取れ」
って、書いてますよね。
また、住宅メーカーの営業さんは、
「どうぞ他社と比較してください」
「ぜひ当社も見積もりさせてください」
など、見積りはいくつか取るものとして話しますよね。
だから、
「見積りはたくさん取るもの」
と、思うわけです。
「えっ、そうじゃないの?」
じつは、そうじゃないんです。
結論から言います。
見積りを複数とっても、正しい比較ができません。
残念ながら、見積り書を見比べてもわからないんです。
なぜなら、
各業者の基準が違うからです。
家に使う材料やグレードは、各社まちまちなんです。
基準が違うと、比較ができませんね。
比較できないと、正しい判断はできません。
さらに、技術力は見積りと関係ありません。
みなさん、そうではありませんか?
そっくり同じもので比較しないと、良し悪しの判断ができないでしょう。
また、見積り金額が正当かどうかはプロでないと分からない。
いや、プロでも分からないものもあるんです。
さらに、使われてる材料など、金額に見合った価値があるかどうかの判断もできないんです。
見積りを複数とってわかることと言えば、プランと合計金額くらいです。
ですから、
もし、見積りを取るのであれば、プロに見てもらいましょう。
決して、あなただけで判断しないように!
そして、すぐに結論を出さないように!
「家づくり5つの落とし穴」 その32009/1/01
あけまして
おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
元旦早々雪が舞う長崎です。
さしづめ、ホワイト元旦!?
前回は、住宅展示場だけ見て決める問題点をお話しましたね。
今日は見学会についてです。
「住宅見学会」「現場見学会」「構造見学会」「完成見学会」など、いろいろあります。
まあ、それぞれ内容は違いますが、業者の目的は同です。
その目的は、見込み客を集めることなんです。
では、見学会だけ見て決める問題は何でしょう?
まずは、住宅展示場の問題と同じで、見学会を開催している業者の数が少なすぎることです。
あなたの街でいったい何社が見学会をしていますか?
業者全体からすると、ほんの2~3パーセントでしょう。
そうです。
選択肢があまりにも少なすぎるんです。
そして、失礼ですが、しろうとでは、
「見てもわからない」
正確に言うと、家の雰囲気はわかっても正しい判断ができない。
価値があるかどうか、本当にいい建物かどうかの判断ができないんです。
気をつけてください!
業者は、みなさんの心をつかむのが上手です。
さらに、問題点があります。
それは、見学会開催には費用がかかっていることです。
チラシの制作費、チラシの折込料、見学会の準備・設営・運営費、人件費などです。
その費用は、安くても1回につき数十万円以上です。
平均すると約100万円はかかっているでしょう。
もちろんこの費用は、実際にそこで建てる人たちが負担するわけですが・・・
さらに、さらに根本的な問題があります。
それは、大きな声ではいえませんが、見学会をしている業者には「家を建てることよりお金儲けが好き」
という人が多い。
だから、
家づくりに対する情熱や施主に幸せになってもらいたいと言う思いが少ないんですね。
もちろんすべての人がそうという訳ではないですよ。
あ、
住宅展示場に出展しているハウスメーカーは、その思いはもっと少ないですね。
もちろん、そんなハウスメーカーの中にも、熱い思いを持った人もいます。
いるにはいますが、
そんな人はごく少数ですし、本当に施主のことを思っている人は、ハウスメーカーをやめて自分で住宅会社をやります。
なぜなら、前に言ったようにハウスメーカーは同じものなら必ず高い。
そして、制約が多すぎて希望の家を建ててあげられないからです。
では、情熱を持って家づくりをしている人はいるの?
ということになりますよね。
でも、ご心配なく、少ないですが、います。
業者全体の20パーセントくらいですね。
そういう人たちは、人知れず、地域でコツコツとやっ
ているんです。
では、そんな人をどうやって探せばいいの?
そうですよね。
それは、
次回「見積もりをたくさん取る」問題を話したあと、くわしく取り上げます。
おたのしみに。
では、また。
「家づくり5つの落とし穴」 その22008/12/24
前回、業者選びで失敗する人の特徴が3つあると言いました。
1 住宅展示場を見て決める。
2 見学会に行って決める。
3 見積もりを複数とる。
今日は、展示場を見て決める問題点をお話しましょう。
まず、その最大の問題は、選択肢が少なすぎることです。
総合住宅展示場にはたくさんのハウスメーカーが出店していますが、
業者全体からすると、ほんの一部です。
みなさんが住んでいる地域に、業者がどのくらいあるかといえば、
人口1,000人に対して1社あるんです。
人口が10万人であれば、100社です。
100万人であれば、1,000社と言うことですね。
では、展示場には何社出展していますか?
20社、多くても30社くらいではありませんか。
人口100万人に対してせいぜい30社くらいしかないんです。
と言うことは、1,000社のうちの30社だから、たった3パーセントの
中から決めることになるんです。
これではあまりにも少なすぎませんか?
そして、次の問題は、展示場に出展しているメーカーの家は値段が高いことです。
みなさんも、うすうす感じていると思いますが、展示場にかかる経費は半端じゃ
ありません。
その費用は、もちろん契約する人が払っているわけですが。
で、その払っている、いえ、払わされている額は、大きな声ではいえませんが、
300万円以上でしょうね。
展示場を見て決める問題点、もうお分かりですね。
選択肢が少ない、建物以外の費用まで払わされると言うことです。
では、見学会については、次回お話しましょう。

「家づくりの落とし穴」 その12008/12/20
建設業界には、危険な落とし穴がいっぱいあるんです。
この業界は、大手ゼネコンから中小工務店まで元請下請の世界なんです。
元請は手数料を取って、下請けに任せます。
だから高くなるんですね。
家を誰に頼むかは、次の5つに集約されます。
大工、工務店、ハウスメーカー、設計士、フランチャイズ店である。
それぞれに長所、短所があります。
業者は数多くあるので、どこに頼んでいいか悩みます。
そして、各社様々な工法を採用してるので、余計ややこしいんですね。
・木造軸組み工法
・2×4(ツーバイフォー)工法
・軽量鉄骨プレハブ工法
など、いろいろあり、さらに価格も品質も様々なんです。
実際、いろんな工法があるので、何がいいか悩んで当然です。
みなさんは、わかります?
自分にぴったりな家を建ててくれる業者を探すのは、すごく難しいんです。
どの業者のどんなところがいいのか?(裏を返せばどこが良くないのか?)
ってなことは、誰も教えてくれません。
営業マンに聞いても、良い事しか言わないので、不安です。
結局、どう判断したらいいか、素人には難しいんですね。
それは、判断基準となる情報が少なすぎるからなんです。
判断基準がないから、値段は比較できても、安心できる業者かはわからない。
そうなると、テレビCMで見るハウスメーカーなら安心、と思ってしまうわけです。
また、モデルハウスを見て、夢見心地で契約してしまう。
これじゃ、あとで後悔するのも、当たり前です。
契約後に、オプションや追加工事で予算を大幅にオーバーする。
そして、入居後にローンの支払いに苦労するんです。
みなさんは、そうならないよう気をつけてくださいね。
業者を選ぶとき、気をつけてください。
大工の場合
技術レベルが違うので、その見極めが大変です。
最近は優秀な大工が少ないのでなおさらですね。
大工の知識・経験・ネットワークの範囲内でしか出来ない。
施主の要望を聞き取るのが苦手です。
工務店の場合
設計施工において、レベルが低く、客観性に乏しい。
予算内で最善かわからないので、施主は工務店の言いなりになりやすい。
不良在庫品を勧められても、施主にはわからない。
選択肢は工務店の知識レベルの範囲なので、狭くなりがちです。
施主の思いを聞き取るのが苦手なので、施主が思いを伝えないといけない。
ハウスメーカーの場合
早く、安く、大量にと、戦後の住宅難を解消するための仮設住宅が起源です。
住み心地や施主の希望などは、ほとんど無視される事が多い。
大部分が工業製品でできているため、産業廃棄物にしかならない。
地球環境を考えるなら大きな問題である。
住宅は商品と考え、施主はお客様と考えている。
食事で例えるなら、ファミリーレストランの味。しかし値段は、一流レストラン並。
ハウスメーカーの営業マンは、営業はプロだが住宅は素人です。
ハウスメーカーで建てる大きな問題点は、三つです。
建築部材のほとんどが新建材のため、健康住宅ではない。
値段をたたかれた下請けばかりなので、魂のこもった仕事は期待できない。
最初の見積りは安い、最終的には高くなってしまう。
唯一のメリットは、わずらわしい事は全てやってくれる事です。
しかし、ただでやっているように思えるが、すべて価格の中に含まれてます。
設計士の場合
みなさんは、設計コンペをご存知ですか。
一定条件で、複数の設計士が設計プランを競うものです。
生活スタイルや価値観もわからず競うので、設計士の自己満足でしかない。
打ち合わせに時間を掛けるが、設計士の思いが入りすぎる。
設計士は現場を知らないことが多く、施工できない設計をしたり、
デザインを重視するあまり住みづらいプランだったりする。
フランチャイズの場合
実績、経験、技術力、営業力の無い人が、ノウハウを買って家を建てている
まったくの素人でも、お金さえ払えば始められる。
住宅は商品であり、ビジネスとしてとらえている。
効率や採算が最優先です。
坪単価が安い家は、スーパーで言えばバーゲン品です。
今日はここまでです。
次回は住宅展示場の落とし穴についてお話しますね。










